横浜経済人会議 循環型経済を議論 関学学院大学 関内キャンパスで

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経済
基調講演をする小泉衆議院議員

(一社)横浜青年会議所は「第29回横浜経済人会議〜ミンナトミライカイギ〜」を8月25日、関東学院大学横浜・関内キャンパスのテンネー記念ホールで実施した。

1983年から開催されている同会議。今年は大量生産・大量廃棄の経済から循環型経済へのシフトが求められている中、どのような未来に向かうべきか、有識者と産官学民一体のまちづくりの共創について議論を重ねた。会場には約400人が集まり、山中竹春横浜市長をはじめ、小泉進次郎衆議院議員、タリーズコーヒージャパン創業者の松田公太さん、関東学院の規矩大義理事長、俳優の谷原章介さんなどの著名人が登壇した。

行動が重要

小泉さんは基調講演「環境と経済の好循環を生み出す理想の未来」で、横浜が観光名所であることからライドシェアや電気自動車普及の必要性について言及。また問題を自分事として捉える重要性を話し「頭でっかちにならず行動を始めてほしい」と呼びかけた。

また実践セミナーでは、企業や自治体向けの循環型グッズやサービスを展開するハーチ(株)の加藤佑代表取締役が「好きな服を長く着る」「地産地消の野菜を食べる」「休日は市内でゆっくり過ごす」など脱炭素化に向けた具体的な取組について例を挙げていた。

次の段階へ

パネルディスカッションに登壇した規矩理事長はSDGsが社会に浸透してきたとして、「脱炭素社会が実際どんなものなのか、見せる時代に入ってきた」と話した。また横浜から日本、世界へ広げていけたらと今後の取組に期待を示した。

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