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横浜市は8月2日、金沢区の関東学院大学(小山嚴也学長)と包括連携協定を締結。同日の市長定例記者会見で、山中竹春市長が発表した。
協定は同大が今年4月に関内キャンパス=中区=を開設したことを契機に、両者がこれまで以上に連携・協力関係を発展させていく目的で結ばれた。これまで取り組んできた金沢区との連携だけでなく、市内製造業のめっき等表面処理の技術力向上に向けた支援や、中区本牧地区の地域活性化のための連携などに取り組んでいく。
山中市長は「大学が持っている知的資源、学生の活力を、社会課題や地域課題の解決に生かすことができるのでは」と協定の背景を説明。小山学長は「社会の現場で地域課題を体験することで学生が成長でき、結果的に地域の課題解決に一役を担うことができると期待している」と話した。