みなとみらいのロープウエー ヨコハマエアキャビンの 駅構内に「こども壁新聞」  SDGsテーマに

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タウンニュース
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壁新聞の前で行われた開催式。グリッツのマスコット「グルーガ」(中央)も参加した

JR桜木町駅駅前と新港地区をつなぐロープウエー、ヨコハマエアキャビンの運河パーク駅構内に、中区、西区、神奈川区など市内6小学校の児童によるSDGsをテーマにした「こども壁新聞」12枚が9月10日まで展示されている。8月9日に同所で「こども壁新聞コンテスト」の開催式が行われ、活動に賛同するプロアイスホッケーチーム、ヨコハマグリッツの関係者も参加した。

レモンで地域活性化

この取組は、NPO法人・よこはま観光資源開発(坪井裕平代表理事)=中区太田町=によるもの。地域活性化に横浜産レモンを広めていこうと、2021年12月から市内小学校でレモンの苗木の植樹を進める「横浜がんばレモンプロジェクト」の一環。現在、市内22校が参加する。

壁新聞は、栽培記録として参加校の児童が制作するもので、今回は6校12枚の作品を展示。市教育委員会の後援を得て、「コンテスト」として実施しており、関係者で審査して各賞を授与する予定。ヨコハマエアキャビン事業所の舩田昌宏所長は「SDGsの推進を少しでもお手伝いできれば」と協力した理由を説明していた。期間中、駅構内には2本のレモンの苗木も設置する。

昨年、がんばレモンプロジェクト参加校から、レモン約30kgを初収穫。これを原材料としたレモネードが、ヨコハマグリッツをはじめ活動に賛同するプロスポーツチームの試合会場などで販売された。開催式に参加したグリッツ運営会社の臼井亮人代表取締役は「最終戦で小学生も一緒になってレモネードを販売してとても盛り上がった」と振り返っていた。

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