【Web限定記事】西区 虫の音を聞く会 8月26日に掃部山公園で開催 和の伝統芸能で夕涼み

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3年ぶりの開催となった昨年の様子。山中竹春市長も訪れた

鈴虫の音色を聞きながら、野点や琴・尺八の演奏などを楽しむ西区伝統のイベント「虫の音を聞く会」が8月26日(土)、掃部山公園=西区紅葉ケ丘57=で行われる。時間は午後4時50分から7時30分まで。荒天中止。

夕暮れ時の会場は、万灯や手作りの雪洞(ぼんぼり)が灯り幻想的に。模擬店や鈴虫の販売、即興歌席に子どもの絵画展も開かれる。主催のふるさと西区推進委員会は「和の伝統芸能に触れて情緒ある夏の夕べを過ごしませんか」と呼び掛けている。

西区虫の音を聞く会は、横浜開港の立役者である井伊掃部頭直弼にちなんだ催し。直弼は茶道などに通じた文化人でもあったことで知られる。そのため、直弼の銅像が建つ掃部山公園で、和の伝統芸能を楽しむ催しとして1965年にはじまった。今年で57回目。コロナの影響で2年間開催されなかったが昨年に再開している。

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