【Web限定記事】横浜ビール 「人と人を繋ぐクラフトビールで横浜を盛り上げたい」CFで醸造所併設レストラン改装へ 目標は500万円 8月31日まで支援募る

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タウンニュース
社会
今回のプロジェクトのキービジュアル(リニューアル完成イメージ)
現在のレストラン外観

「横浜ビール」=中区住吉町=は来年の25周年を前に、醸造所を併設する本店レストランのリニューアル工事費の支援を募るクラウドファンディング(CF)に挑戦している。8月31日(木)の午後11時まで。

同社は市内で最も長い歴史を持つクラフトビール企業として、地元のスポーツチームや企業などとの地域連携にも積極的に取り組んでいる。また、中区が日本有数のクラフトビール醸造所の密集地である特性を生かし、近年は複数人で自転車のペダルを漕ぎながらビールや醸造所巡りを楽しむ「ビアバイク」を街に走らせるなど、横浜の観光振興にも寄与してきた。

そのため今回のCFは「単なる店舗外観の改装工事を目的とするのではなく、この場所から交流とにぎわいが生まれるひとときを届け、横浜ビールファンの皆さんとこれからも一緒に歩んでいきたい」という思いを胸に、挑戦を決めたという。

第一目標金額は、500万円。まずは最大の課題だった「醸造所が併設されていると認知できない店舗外観」の改装工事に着手する。建築材の一部には、横浜の水源で同社ともゆかりの深い道志村の間伐材を活用し、店内の様子がよく見える入口と外観=完成イメージ写真=にリニューアルする予定だ。

地域コミュニティの拠点として

また、店舗がある住吉町の入船通りを盛り上げたいという思いも強い。テラス席を道ゆく人やその場に集った人たちが気軽に交流できる開かれた場所になるように活用できたらと考えており、今後はこの場所を使って試験的に地域を巻き込んだコミュニティ拠点としての活用やイベントを開催することを目標としている。

クラウドファンディング終了まであと1週間だが、目標金額達成まで約80万円(8月23日現在)足りない状況だ。横浜ビール本店「驛(うまや)の食卓」店長の廻(まわり)卓也さんは、「本店のテラスは街のコミュニティハブとして、交流とにぎわいが生まれるひらけた空間を目指したいと考えています。だからこそ、自分たちだけで進めていくのではなく、一緒に関わって下さる方々と歩みたいです。クラウドファンディングで自分達の挑戦を応援してもらう気持ちと共に、一緒にお店を作り、横浜ビールを楽しんでいただけると嬉しいです。皆さんのご参加、ご支援をお待ちしております」と話している。

支援者には、クラウドファンディング限定のビールやグッズ、体験などのリターンが用意されているほか、支援者全員をリニューアルオープンイベント(2023年10月下旬〜11月中旬予定)に招待する。

クラウドファンディングページは、https://readyfor.jp/projects/yokohamabeer

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