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横浜市は予期せぬ妊娠や出産などの悩みを抱える市民が電話とメールで専門家に相談できる窓口「にんしんSOSヨコハマ」で、7月から無料通話アプリ「LINE」による受け付けを始めた。
同相談窓口は2016年に市が開設。助産師などの資格を持つ専門家が思いがけない妊娠によるパートナーとの関係悪化や、経済的な理由で病院を受診できないなどの相談を受け付けている。必要に応じ、各区のこども家庭支援課や福祉保健センターを紹介するなどの支援も行う。
市によると、毎年度400件前後の相談が寄せられ、一番多かったのは2020年度で549件だった。10、20代はメールで相談する割合が高いこともあり、LINEの導入を決めた。市は「一人で悩まずに気軽に相談を」と呼び掛ける。
LINEの相談受付は午前10時から午後9時30分。時間外の相談は窓口開設時間に順次返信。市内在住の妊婦や家族、知人も匿名で相談可能。左記の二次元コードを読み取り、友だち登録をすると相談画面に移行する。