横浜市民こどもミュージカル 記念公演へ稽古積む 小学生から高校生の29人

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本番へ向け稽古をする出演者=同実行委員会提供
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横浜市民こどもミュージカル10周年記念公演「横浜うらしま伝説2023」が、8月26日(土)と27日(日)に関内ホール=中区住吉町=の小ホールで開催される。横浜市民ミュージカル公演実行委員会が主催。

舞台経験の有無や学校、学年が違う子どもたちが稽古を重ね、観客の前で披露する同公演。「学生の生き生きした姿を舞台にあげる」をコンセプトに活動を続け、2013年から上演してきた。今回で10周年を迎える。

出演するのは、公募で集めた市民を中心とした小学生から高校生までの29人。今年の春から8月の本番に向けて練習してきた。

浦島伝説を舞台化

作品は慶運寺(通称うらしま寺)=神奈川区=に伝わる「浦島伝説」をオマージュし制作。同伝説が題材の作品は2014年の2回目公演でも上演している。海の尊さや大切さ、人は自然に生かされていると気づく物語は大きな反響があった。同作をベースに脚本、音楽、キャラクターを変更した。

脚本と演出を手がける万田祐介さんは、人と人のコミュニケーションが希薄になっていることに危機感を覚え、「一人では出来ないことも仲間がいれば出来る」「人を信じる力」をテーマに制作。現代と伝説をつなぐ、勇気と希望を込めた作品となっている。

万田さんは「新たな『横浜うらしま伝説』の誕生を見届けに劇場でお待ちしています。学生たちの躍動する姿をどうぞご覧ください」と話す。

公演時間は26日が午後2時からと6時から、27日が午前11時からと午後3時から(各公演30分前に開場)。入場料は全席自由で一般が2500円、高校生以下が1300円。申し込みは電話、FAX、Eメールのいずれかで。(問)同実行委員事務局【電話】045・641・3066

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