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市内の活性化を目的に町を楽しくする屋外装飾物のアイデアを募る「第6回ヨコハマストリートファニチャーデザインコンペティション」の公開審査会が7月29日、横浜市庁舎のアトリウムで開催された。市内企業など15社で構成される運営委員会(菊嶋秀生会長)が主催。
今回は「つなぐ」をテーマに184作品の応募があった。会場ではその書類審査を通過して最終選考に残った8作品の公開プレゼンが行われ、約100人が集まった。建築家の飯田善彦さんが審査員長を務めたほか、俳優の五大路子さん、関内・関外地区活性化協議会の高橋伸昌会長らが審査した。
優秀作品に「大木と重なる円」(猪飼洋平さん)、「まわり、くねり。」(チームむぎちゃんズ)、「えんつなぐ、吉田町通り-花咲かすプロジェクト」(デザインま/武蔵野大学工学部建築デザイン学科)の3つが選ばれた。優秀の作品は、11月中旬頃に伊勢佐木町や吉田町に展示される予定。
飯田審査委員長は「街と融合した作品になるので、耐久性や安全性などが大事。難しい審査になった」。五大さんは「伊勢佐木町や吉田町は思い入れと思い出がある町。作品などで盛り上げてほしい」と述べた。当日会場には、両町内会らの関係者らも訪れ「こんなに多くの応募をいただき感謝している」などと話していた。