市内小学生 サッカーで日韓交流 三ツ沢で親善試合

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タウンニュース
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互いに全力でプレーする日本(白)と韓国の児童

横浜市は7月29日と30日に、「2023日韓親善ジュニアサッカー大会」を、ニッパツ三ッ沢球技場=神奈川区=などで開催した。

コロナの影響で4年ぶりの開催。日韓から小学校6年生計46人が参加し、サッカーや様々な体験を通じて、国際交流を深めた。

横浜市では、2002年のサッカーW杯の共催を記念して、韓国の仁川広域市とジュニアサッカーチームの相互派遣交流を長年実施してきた。コロナの影響もあり4年ぶりの開催となった今回は、14人の児童を含む23人の選手団を横浜に迎え入れた。横浜市からは、16人の選抜チーム2チームが参加した。

食事や観光も

初日の27日には、ニッパツ三ツ沢球技場で交流試合を開催。湿度も高い日本特有の暑さの中でも、全力プレーを披露した韓国チーム。横浜市選抜も高い技術と連携プレーを見せて、熱戦を繰り広げた。午後には、山下ふ頭内の「GUNDAMFACTORYYOKOHAMA」を見学。夕方には、三ツ沢公園青少年野外活動センターで、カレーライスの調理に挑戦して、夕食を楽しんだ。2日目には港北区で交流試合を行った後、観光や三ツ沢球技場でプロの試合観戦も楽しみ、児童たちは国際交流を深めていた。

日本児童は「韓国チームが本気で来てくれて楽しかった。技術は自分たちが上回ることができたが、フィジカルが強いと感じた」と振り返った。

初来日となった韓国児童は「日本はチームワークがとても良かった。食事の席では、互いに好きなサッカー選手の話などで盛り上がることができて楽しかった。将来はプロ選手になって、また日本に来たい」と笑顔を見せた。

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