西区制80周年のロゴ決定 関連イベントなどで活用

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区制80周年の広報ロゴに決まった作品
作成者の手嶋さん

西区制80周年を祝うロゴマークのデザインがこのほど決定し、8月3日に公表された。選ばれたのは都内勤務のアートディレクター・手嶋雅晴さんが作成した作品=写真。記念事業実行委員会(31人)で最も高い支持を得た。今後は、関連イベントなどで使用される。

デザインの応募総数は345点。その中から記念事業実行委員会(以下、実行委)が事前に9点を選定し、6月23日から7月11日まで、市の電子申請システムを活用して広く投票を受け付けた。2314票が集まり、上位3点の作品の中から実行委が投票。手嶋さんのデザインが最も多くの票を獲得した。

委員からは「横浜をイメージさせる海と船、西区のマスコットキャラクター『にしまろちゃん』、『西』のロゴマークがうまく融合している」といった意見があったという。

船とベイエリアの青

手嶋さんは、勤務する会社の営業所が西区にあり、仕事でよく訪れているという。「横浜の港に浮かぶ船とベイエリアをイメージした青で、歴史ある西区を表現しました」と説明。「このロゴで、80周年をぜひ盛り上げていただきたいと思います」とコメントを寄せている。

ロゴ選定にあわせて実行委ではキャッチフレーズも作成。「温故知新歴史をつむいで未来をつくろう」を掲げる。

今後、ロゴデザインを周知するため実行委は、西区のイベントなどでロゴを使用するとともに、使用許可を届け出制にして広めていく方針だ。

西区は、1944年4月1日に中区から分離し誕生。初代の区庁舎は高島町付近に設置された。現在の庁舎は72年に完成している。人口は今年7月1日現在で10万6442人と市内18区で一番少ない。世帯数は5万9240世帯で18区中16番目となっている。

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