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横浜の「ご当地コロッケ」を作ろうと、商品開発をしているコンビニがある。中区日本大通に店舗を構えるコンビニ「gooz(グーツ)いちょう並木通り店」だ。同店は、(株)スリーエフが運営するコンビニで、「横浜コロッケ」と名付け、8月2日から1個100円で販売する。
横浜コロッケで使用するジャガイモは、瀬谷区の農家から仕入れ、品種はほくほくした食感が特徴のキタアカリ。素材の味を生かすため、ジャガイモと玉ねぎと隠し味を使用したシンプルなコロッケとして販売する。
同店の事業統括を担う花房修一郎さんは、「当店がある日本大通りは、大規模なイベントを開催していたり、観光客も多い。横浜を知ってもらう商品の一つとして、『横浜コロッケ』を開発したいと思いました」と経緯を話す。
同店は、従来のコンビニには不足している「出来たて感」を訴求する一風変わった店舗。同店のほかに、平塚市と埼玉県に店舗を構える。店内に調理場を設けており、ベーカリーやパスタ、お弁当などは店内調理され提供。コーヒーは、生豆を店内で焙煎し、常に淹れたてが味わえる。
また、運営する(株)スリーエフの本社が中区に位置していることから、横浜で生産・製造されている商品も積極的に使用しており、横浜の名店が集う洋菓子コーナーなども好評だ。