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本牧1丁目東町内の大鳥小学校通学路で7月10日に縁日が開かれた。金魚すくいやたこ焼きなどの露店約15軒が並び、子どもから大人まで多くの人でにぎわった。
この縁日は戦後、本牧十二天にあった本牧神社を含む地域が進駐軍に接収され、同神社が小学校の入り口付近に仮遷座されたことから始まった。現在の本牧和田に換地後も開催されてきた夏の風物詩。コロナの影響で4年ぶりの開催となる。
縁日は8月末までの0が付く10、20、30日の午後5時から8時30分ごろまで行われる。
例年は5月30日から行われていたが、今年はコロナの5類移行などもあり7月から開始となった。中区出身で、父を継いでこの縁日にも毎回露店を出している野嶋時正さんは「コロナや熱中症に気をつけながら楽しく遊びに来てくれれば」と話す。
小さいころから縁日に足を運んできたという辻村拓也さんは、「こんなに人が来るとは思わなかった。コロナが明けて小さい子やみんなが遊べるところができてよかった」と久しぶりの開催を喜んでいた。