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プロのカメラマンによる写真出前授業が6月27日、大鳥小学校=中区本牧町=で行われた。読売新聞社の写真記者、横山聡さんが講師を務めた。
6年生約80人を対象に、横山さんがこれまで取材を通して撮影した難民キャンプや内戦下にある国や人の写真が紹介された。児童たちは真剣な様子で見つめていた。
その後、写真クラブを対象にカメラ撮影のレッスンも。貸与された30台の一眼レフカメラで児童たちは校内を撮影、発表した。「いろいろな視点で見れた」「思ったよりきれいに撮れた」と初めての本格的なカメラでの撮影を楽しんでいた。横山さんは「写真に失敗はない。ワクワクしながら撮ってください」と話した。
カメラは7月末ごろまで同校へ無償で貸与される。
同校の写真クラブは昨年中区役所が開催した「中区って『イイネ!』フォトコンテスト」に当時5年生の全児童が参加したことをきっかけに発足。同新聞社が出前授業を実施していると知った区が提案し、今回の授業に至った。区は今年度もコンテストの開催を予定しており、7月10日から募集を始める。