横浜市会 正副議長が選出 中区・福島氏、副議長に

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福島副議長
執務室の瀬之間議長

横浜市会は6月27日、臨時会本会議を開き、新たな市会議長に瀬之間康浩氏(62)=自民党、6期・港南区=、副議長に福島直子氏(66)=公明党、6期・中区=をそれぞれ選出した。

「重責を感じる」

第53代議長の瀬之間氏は市議86人を代表する立場に就いた心境を「377万人の市民の目がこちらを向いているような重責をひしひしと感じる。市会として市民の期待に応えるため、今後も行政に対する監視、評価を果たすことはもちろん、議会の政策立案機能を十分に発揮し行政とともに豊かな市民生活、地域の活性化を進める」と抱負を述べた。また、横浜市議会基本条例に触れ「若い人の意見を聞き、見直すべきものは見直して議論を進めていく」と話した。

港南区出身。多摩芸術学園絵画学科卒、2003年4月から連続6期。

「公正、円滑な運営」

第61代副議長となった中区選出の福島氏。女性議員としては35年ぶりという。「責任の重さに身の引き締まる思い」と語った。

市内でも屈指の多様性がある中区の選出として、「さまざまな立場の方々が活躍できるように、多様な視点をもって市民の皆さまの信頼、期待にお応えするとともに、瀬之間議長をしっかりと支えながら公正、円滑な議会運営に取り組んでいく」と抱負を述べていた。

また、女性の副議長として、女性議員が活躍できる市会運営にも意欲を見せた。

東京都国分寺市出身。創価大学法学部卒、旧住友建設(株)(現三井住友建設(株))を経て03年4月に初当選。以後、連続で6期当選している。

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