更新日:
山手警察署は6月26日、特殊詐欺を未然に防止したとして横浜銀行本牧・新本牧支店に感謝状を贈呈した。※新本牧支店は2016年に本牧支店内に移転。
同支店は6月9日、80歳前後の夫婦から「夫の入院費300万円が必要だ」として定期預金口座の解約を依頼された。慌てた様子だったことと、その場に入院する夫がいることを不審に思った窓口担当者らが事情を確認。夫人が息子の電話番号が変わったなどと話したため、息子を装った特殊詐欺を疑い、支店隣にある山手署に通報した。
窓口担当の梅津友子さんは「被害を未然に防げて良かった」と話した。また山手署から高額の預金を引き出す高齢者がいたら相談するよう日ごろから指導を受けていたことも、今回の詐欺被害防止につながったという。