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横浜市が相鉄ローゼン(株)と連携し、30代から50代の男性をターゲットとした栄養バランスを考えた「ハマの元気ごはん弁当」の販売を7月1日から開始した。
市はこれまで栄養バランスのよい食事の重要性について、市民への啓発活動を中心に行ってきたが、今後はその環境を整えていくことが必要と考え、相鉄ローゼンを含む産学官で連携して検討会を重ねてきた。そして、今回同社と市民の健康づくり及び食環境づくりに係る連携に関する協定を締結した。
その一環として同社と共同開発した今回の弁当。市の管理栄養士が監修し、働く世代や子育て世代のサポート、および男性の肥満者の割合が女性と比べて高いという全国的な健康課題を踏まえ、普段揚げ物が好きな男性でも満足できるメニューを意識した。
弁当の中身は、主食のごはんに主菜はチキンカツやから揚げ、副菜に煮物や野菜ステーキ、おひたしなど、健康とボリュームを両立しながらエネルギーは650〜850キロカロリー以内など「ハマの元気ごはん」の基準を満たす形となっている。
販売は市内外のそうてつローゼン全51店舗で7月31日までの予定。価格は税込646円。市担当者は「栄養バランスのよい食事を選択できる環境が整うことで、健康的な食生活を送っていただけたら。今後も取組を進めていきたい」と話す。