みなと総合高校 インド留学生29人と交流 互いの文化を披露

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タウンニュース
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インドのダンスを踊る学生たち

横浜市立みなと総合高等学校=中区山下町=の生徒ら約30人が6月16日、(公財)下中記念財団=東京都=で日本語などを学ぶインド人留学生29人とその教員6人を迎えて交流会を行った。

留学生の日本語学習と文化交流を目的に同財団から声かけがあり、国際交流に関心のある同校の有志生徒ら約30人が主催した。

当日、インド人留学生らはサリーなどの民族衣装を着て参加。インドから持ってきた地元の菓子やアクセサリーの配布、学校紹介、歌やダンスを披露するなどして会場を湧かせていた。同校の生徒たちは折り紙などの日本の遊びを英語で紹介し、両生徒たちが一緒に楽しめるプログラムを実施した。

交流会のリーダーを務めた同校2年の服部みのりさん(16)は「簡単な英語でもニコっと笑ってくれて嬉しかった」と話した。国際交流検討委員会委員長を担当する鈴木晶教諭(62)は「海外の人と交流する良い経験の場になった。今後もこうした取組を続けていきたい」と話した。

下中記念財団は、百科事典を作ったことで知られる下中弥三郎((株)平凡社の創業者)の業績を記念し遺志を継承する団体で学術と文化の発展に寄与する活動を行う。下中氏はインドの友人たちと親交があったことから、インド学生への支援に力を入れている。

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