西区シニアクラブ連合会 創立60年で「もくせい」植樹 戸部公園に

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タウンニュース
社会
植樹された「もくせい」。右は梅山会長

西区シニアクラブ連合会(梅山胖会長)は6月14日、創立60周年を記念して西区の木である「もくせい」を戸部公園に植樹した。秋には白い花を咲かせるといい、参加した会員からは開花を楽しみにする声が聞かれた。

植樹場所は、同公園内の戸部杉山神社側の一角。高さ170cmほどの若木の根元に、梅山会長が金色に塗られたシャベルで土をかけ、60周年の節目を祝った。梅山会長は「しっかり育つようにみんなで見守っていきましょう」と呼びかけていた。式典にはシニアクラブ会員をはじめ西区役所の職員を含む約20人が出席した。

植えられた木の前には「創立60周年記念植樹」と記されたパネルも設置。これらすべて会員たちが手弁当で用意した。"黄金"のシャベルを準備した山崎日出樹さんは「スプレーで色をつけたんですが、私も金まみれになりました」と笑顔で話していた。

高齢者の生きがいに

シニアクラブは戦争を経験し戦後の復興を担ってきた人たち、また仕事一途に励んできた人たちが、リタイア後の生きがいを求めて自然発生的に誕生したのがはじまりという。西区には現在43クラブ、会員数は約2700人を数える。連合会は各クラブが集まって組織されている。カラオケ大会や親睦バス旅行、会員が作品を出展する「なんでも展」など、一年を通して色々な取組を行っている。

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