立野小 海中の〝創造〟世界を楽しむ 日豪の芸術団体が協働

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児童がカラーペーパーなどで波を表現する様子

立野小学校で6月13日(火)、「ペーパープラネット」プロジェクトが行われた。実施したのは芸術で社会貢献活動を行う認定NPO法人あっちこっち(厚地美香子理事長)=中区西竹之丸。オーストラリアで45年の歴史を持つ子どものためのアート団体「ポリグロット・シアター」との協働事業。2年生と特別支援学級の児童約30人が参加した。

紙だけで表現

地球から紙の惑星へ行くというコンセプトで、体育館にはダンボールアーティストが海中をイメージして制作した高さ約3mの構造物が用意された。その中で児童はカラーペーパーや紙テープなどを用い、参加したアーティスト6人とともに世界観を作り上げた。会場内ではリトル・マーメイドの挿入歌など馴染みのある音楽がピアノとフルートで生演奏され、子どもたちは紙を体に巻き付けたりかぶったりして人魚や亀の女王などになりきったり、クラゲやイカを作ったりと、思い思いの発想で制作を楽しんだ。参加した児童からは「紙の惑星って最高」という声が上がり、個々の感性で海の世界を楽しんでいた。

自主性を育む

このプロジェクトは演劇体験を通して子どもの主体性を探求することを目的としており、子どもの様子に合わせて音楽や声のかけ方などのアプローチを変えるという。

同NPOは学校や介護施設、地域コミュニティなどで活動し、7年間で200回以上のコンサートやワークショップを開催。コロナの影響で思うように活動できなかった期間もあり、同団体との事業は4年ぶり。理事長の厚地さんは「こうした機会を通して子どもの自主性を高められたら」と話した。市内の小学校や支援学校、子どもホスピスでも開催している。

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