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「横浜から未来モビリティ!MEETUP」キックオフイベントが6月9日、横浜ランドマークタワー7階の横浜市立大学産業連携イノベーション拠点「NANALv.(ナナレベル)」で開催された。第1部は横浜市、第2部はCROSSBIEJAPAN(株)=西区みなとみらい=の主催。
横浜市は自動車関連企業が集積している強み活かし、「モビリティ」を重点分野の1つと位置付け、スタートアップの創出とイノベーションの推進に取り組んでいる。同イベントはその取組の一環。
第1部は山中竹春横浜市長の動画メッセージで始まり、自動車ジャーナリストの川端由美さんを招いたトークセッションで自動運転の実証実験を実施する上での障壁や市が果たす役割などを海外の事例などを交えて話した。また横浜での実証実験を目指す3企業がその計画などを紹介するプレゼンテーションを行った。第2部ではCROSSBIEJAPANの取組紹介と会場に集まった約60人の交流会が行われた。
川端さんは今後市が実証実験で果たす役割として「自治体などのステークホルダーをまとめる力」に期待を示した。参加者は「市がモビリティ分野をどのように進めようとしているのか知ることができた」と話していた。