【Web限定記事】県内33市町村議会議員 「4人に1人」が女性 改選前と比較、本紙調査

更新日:

タウンニュース
政治
a001217592_04.jpg

タウンニュース社はこのほど、2023年統一地方選挙が行われた神奈川県内の自治体について、改選後の県議・市町村議における女性議員の割合を独自に集計した。

中区・西区は1人

4月23日に投開票された統一地方選の17市町議選後、県下33市町村の市町村議会に占める女性の割合は25・0%になり、4人1人が女性議員となった。

横浜市では定数86人に対して女性議員は過去最多となる22人の25・6%(前回比7・0ポイント増)となっている。

中区・西区をみると、女性の市会議員は中区(定数3)選出の1人(現職)のみ。定数2の西区はいずれも現職の男性だった。

改選した17市町村議会のうち、最も女性比が高かったのは山北町の41・7%(女性5人/定数12)。最も低いのは中井町で8・3%(女性1人/定数12)だった(補選の湯河原町をのぞく)。県内政令市では川崎市が最も高く、定数60人に対して女性議員は16人で26・7%。

改選のなかった自治体を含む33市町村では大磯町(定数14)の42・9%が最も高い。

県議会は18%

県議会(定数105)では前回の2019年と同様、19人の女性が当選し、18・1%(約5・5人に1人)だった。

中区(定数2)・西区(定数1)は、いずれも男性(現職)が当選した。

このニュースをタウンニュースで見る
SHARE