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元横浜DeNAベイスターズ監督のアレックス・ラミレスさんがこのほど、「横浜グローバル・パートナーシップ大使」に就任した。任期は3年間。3月下旬に横浜市役所で行われた横浜の魅力を発信する国際会議「Y―SHIP」の中で山中竹春市長から委嘱状が手渡された。
同大使は、海外での横浜の認知度向上につながる活動に取り組むことが主な役割。横浜にゆかりがあり、発信力のあるラミレスさんが大使を務めることになった。ラミレスさんは「横浜の文化に他国の文化を取り入れ、世界とコミュニケーションを図りたい」と抱負を語った。
その後、実業家でもあるラミレスさんは日本での起業経験を持つ外国人経営者らとともに討論会に参加し、横浜のビジネス環境の課題を列挙。日本語が苦手な外国人が起業に必要な法律などの情報収集が難しいという意見が出され、相談窓口の拡充や説明が丁寧な冊子の作成を市に求めた。