はまぎん こども宇宙科学館 ギネス世界記録に登録 新機種のプラネタリウム

更新日:

タウンニュース
社会
プラネタリウム投影機と公式認定証を持つ的川館長(はまぎん こども宇宙科学館提供)

磯子区洋光台の「はまぎんこども宇宙科学館」(的川泰宣館長)のプラネタリウム投影機がこのほど、少なくとも7億個の恒星を投影できる投影機としてギネス世界記録に登録された。

同館のプラネタリウムは昨年12月1日、有限会社大平技研=都筑区=の新たな投影機「メガスターIIA」を導入してリニューアルオープン。約12億個の星を映し出す機能を有する機種となったことから、再開前日に関係者や地域住民らを招いた内覧会でギネス世界記録に挑戦していた。

しかし、肉眼では見分けられないような小さな星まで映し出すため、従来の方法では厳密に記録を判定できず、その場での認定は断念。その後、約2カ月にわたって検証作業が行われた結果、「プラネタリウム投影機により投影された星の最多数(ワンオフ)」という新たなタイトルで認定された。的川館長は「プラネタリウム業界として記録だけでなく、検証面での問題提起にもなったのでは。これからもぜひ皆さんに足を運んでいただき、星空に親しむ入口として親子で楽しんでほしい」と話した。

このニュースをタウンニュースで見る
SHARE