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中区区民活動顕彰式が3月17日に中区役所で行われ、見守り委員会の3人とその家族が小林英二中区長から表彰状を贈呈された。
同委員会では障害者理解を促す広報活動として、普段起こり得る障害者の行動を漫画仕立てのポスターやチラシで紹介し、市営バス・地下鉄や病院の待合室、中区内の全セブンイレブンなどに配布・掲載した。「それをするには理由(わけ)がある‼」と題して、障害者の行動に理由があることを発信した。
約10年前、ある知的障害の男性の行動が不審者と間違えられたことを同委員会メンバーの知人が目撃。情報提供を受けたことが活動を始めるきっかけになったという。
同委員で中区障がい児者親の会NAPASの鈴木万紀子さんは「理由が分かればトラブルにならずに済むこともあるのでは」と話した。