西区 神奈川大と連携協定 教育支援や次世代育成

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社会
協定書を交わした菊地西区長(右)と小熊学長

西区は3月14日、神奈川大学と連携推進に関する協定を同大学のみなとみらいキャンパスで締結した。

相互の密接な協力および連携により、西区各地域における課題の解決に向けた共同の取組を進める。それにより安心と活力のある地域社会の形成に寄与するとともに、次世代の人材育成、学術の振興を図ることが目的。同大学は、付属中・高等学校(中山キャンパス)が所在する緑区とも同様の協定を結んだ。

当日は、小熊誠学長と菊地健次西区長、緑区の岡田展生区長が出席し、それぞれに協定書を交わした。また2011年に同様の協定を締結している神奈川区の日比野政芳区長も同席した。

魅力発信も期待

協定締結により西区は、学生のゼミ活動などを通して地域課題の解決に向けた取組や、SDGs・読書活動推進などのイベントを共同開催し相互交流を通じた次世代の育成、大学キャンパスを活用した西区の魅力発信などを進める。

締結式で小熊学長は「『まちごとキャンパス』を掲げており、行政区との連携は必須。地域の課題解決に寄与し、人材の育成、学術の振興につなげたい」と話した。菊地区長は「大学生に西区の魅力をもっと知ってもらい、学生の視点で魅力発信をしてもらいたい」と期待を示した。

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