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3月31日告示、4月9日投開票の横浜市会議員選挙に向けて、中区・西区の立候補予定者が出そろってきた。本紙の調べでは、中区は定数3に対し現職4人(1人は2021年の金沢区補欠選挙で選出)と新人2人の計6人が立候補の意向を固めている。西区は、定数2に対して現職2人と新人1人が立候補の準備を進めている。=3月19日起稿
現職は前回の得票順、新人は五十音順で掲載している。
自民党の松本研氏(71)、公明党の福島直子氏(66)、自民党の伊波俊之助氏(52)、立憲民主党の佐久間衛氏(47)が立候補の意向だ。新人は2人。日本維新の会の小宮信良氏(28)、社民党の森英夫氏(51)が出馬の意思を示している。
松本氏は医薬品販売会社や病院などの勤務を経て1996年に初当選、7期目。17年から2年間、市会議長を務めた。福島氏は建設会社勤務を経て2003年に初当選し5期目。伊波氏は菅義偉衆議院議員の秘書、父で元市会議員の洋之助氏の秘書を経て15年に初当選、2期目。佐久間氏は陸上自衛隊、会社代表を経て21年の金沢区補欠選挙で初当選、1期目。小宮氏は空調設備会社を経て現在、個人事業主。森氏は看護師で病院勤務などを経て現在、訪問看護に従事。前回、社民党から立候補した。
立憲民主党の荻原隆宏氏(53)と自民党の清水富雄氏(67)が出馬意向だ。新人は、無所属の浅田侑吾氏(40)が名乗りを上げている。
荻原氏は民主党(当時)の島津尚純元衆議院議員の秘書を経て07年に初当選し2期務めた。19年に元職として立憲民主党から出馬し当選、3期目。清水氏はコーヒー販売会社勤務、市会議員時代の菅義偉氏の秘書を経て95年に初当選、7期目。21年から市会議長を務める。浅田氏は広告会社勤務を経て、菅義偉衆議院議員の秘書を経験。
前回投票率は中区が38・01%、西区は37・71%だった。