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市立みなとみらい本町小学校=西区高島=の5先生の児童67人が自分たちで校歌を作り、3月14日に収録を行った。
「持続可能な社会の担い手を育む」ことを校訓に位置付ける同校は、みなとみらい地区の人口増加に伴い2018年から10年間の期限付きで開校。当時1年生だった児童らが今回、SDGsを広げ達成するための取組として校歌作りに挑んだ。
5年生のビョンソヨンさん(11)は「SDGsをふまえ、みんなが笑顔になれるように色んな人の視点を考えて作った」と話す。「たかいかべをみんなでこていくのさ」という歌詞には世界中でSDGsを達成していくという意味を込め、「せかいをつなぐこのまちひかりかがやくうみ」という歌詞にはみなとみらいの町並みとごみが浮かばない海という2つの意味が入っている。
都内の音楽専門学校の学生らが毎週火曜に小学校を訪問し制作を手伝った。能戸紫(ゆかり)さん(11)は「学校を表す校歌になった」と話す。
収録した校歌は地域にSDGsを発信していくツールとしても使っていくという。