更新日:
昨年11月の開催で10回目となった「よこはま運河チャレンジ」の報告会が3月1日、市役所で行われ約70人が参加した。
水上交通の可能性を探る社会実験として、地域の有志や事業者、横浜市などからなる「よこはま都心部水上交通実行委員会」(小林直樹委員長)が主催する。
「ベネチアのような水辺都市にしたい」と、2012年に地域の有志によって初開催。吉田新田を巡る運河を船でパレードし注目を集めた。その後、仮設桟橋の整備や蒔田公園のイベントとの連携、食の市や音楽ライブなどにぎわい創出に取り組んできた。昨年は水運事業者5団体7社が参加し、吉田新田の周りの運河航路だけでなく、横浜駅東口や新港ふ頭などの海側航路も用意した。
報告会に参加した関内・関外地区活性化協議会の高橋伸昌会長は、横浜のさらなる魅力アップのためにも定期航路実現などに期待を示した。