岡野中学校女子テニス部の塩津愛さん（３年）と内田千帆さん（２年）が２月28日、西区民顕彰として菊地健次区長から感謝状が手渡された。

２人は昨年８月に群馬県高崎市で行われた「第49回全国中学生テニス選手権大会」の女子ダブルスにおいて、見事優勝を収めた。同校初の快挙。

決勝戦では相手にマッチポイントを取られるなど追い込まれたというが、「中学校最後の試合だから、優勝したかった。強気でプレーした」と塩津さん。内田さんは「ただ、負けたくなかった」と諦めず窮地を脱し勝利を手にした。

贈呈式に同席した遠山満校長は「日ごろからとても努力している。顕彰していただきありがたい」と話していた。

３年生の塩津さんは４月以降も高校でテニスを続ける。内田さんは今後、シングルスでの優勝を目標に掲げる。

西区民顕彰とは、西区の元気づくりやイメージアップなどにつながる顕著な功績のあった人に感謝状を贈呈するもの。