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キリンビバレッジ株式会社首都圏統括本部=東京都=は2月24日、こども支援を目的とした商品キャンペーンで集まった59万3513円を、認定NPO法人全国こども食堂支援センター「むすびえ」に寄贈した。
昨年、ユニー株式会社=愛知県=と共同で「子どもたちの未来を応援しよう」をスローガンに掲げ、「キリン生茶」の対象商品購入1本につき1円を、こども食堂支援のために寄付するキャンペーンを実施。約2ヶ月間、アピタやピアゴなどのスーパー134店舗で特設売り場を展開した。
贈呈式は、中区にあるキリンビバレッジの横浜営業部で行われた。むすびえの江副真文さんは、全国に7千カ所以上あるこども食堂について「地域の居場所としての役割が大きくあり、一緒にご飯を食べるというつながりの中で、地域で支え合っていこうというところが一番の価値、真髄だと考えている」と説明。また、一般消費者が買い物という日常行為の中で寄付につながる良さに触れ「とてもありがたく意義のある寄付。ネットワーク団体の立ち上げや運営支援に使わせていただきたい」と感謝した。キリンビバレッジ中部圏統括本部中部圏流通支社長の星知宏さんは「キャンペーンは想定以上の反響をいただいた。こども食堂がコロナや物価高の影響で厳しい環境にあると聞くので、今回集まった金額が少しでも有効に活用いただけたら嬉しい」と話した。