中区役所 ウェブで外国人に転入案内 身近な相談にラウンジも

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社会
「くらし情報案内」サイト=なか国際交流ラウンジ提供
「くらし情報案内」の二次元コード

中区役所では、新規転入した外国人を対象とした情報提供サイト「くらし情報案内」を2月15日から開始した。日本で生活するために必要なことや支援の場所を紹介している。

サイト内では、ガイダンスとして約3分ほどの動画を視聴できる。防災情報や緊急時の連絡先、健康保険、年金、税金、ごみの分別、子育てなど日本での暮らしに必要なあらゆる情報を掲載している。現在は日本語、英語、中国語の3言語で閲覧することができ、今後対応できる言語を増やしていく予定だ。

また、外国人が区役所での住民登録などの転入手続きの一環として、区役所に隣接する別館1階の「なか国際交流ラウンジ」を紹介。これは市内では初めての取り組み。ラウンジ内で貸し出しを行っているタブレット端末を使い同ウェブサイトの視聴ができたり、日本での暮らしに関する疑問にも応えてくれる。同区の職員は「困っている時の相談先として、なか国際交流ラウンジがあることを知ってほしい」と話す。

中区は人口の約10%が外国人で、約90以上の国や地域から転入している。転入時に日本での生活に必要な情報を得ることができず困っている外国人が多いことから、今回のようなウェブや窓口での情報案内が企画された。問い合わせは、同区地域振興課【電話】️045・224・8137。

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