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「感動」「楽しむ」「つながり広げる」をテーマにした小学生によるマジックショーが2月17日、麦田清風荘で開かれた。
中区立野にある横浜国立大学教育学部付属横浜小学校の4年3組(担任・野口由佳教諭)の児童35人が、60歳以上の地域住民らにマジックを披露。トランプやスポンジボール、ロープを使うなど種類は様々で、中には児童の創作したものもあった。
この取り組みは、同クラスの総合学習の一環。以前から同校には「マジック係」があり、係の児童がマジックパーティーを計画。それがクラスで話題になり、児童の発案で総合学習のテーマにマジックを採用することになった。
これまでの取り組みから、相手の年齢に適したマジックの見せ方があるとして、1月には近隣の幼稚園に出向いて年長約70人を対象にマジックを披露。今回は60歳以上を対象とした。児童からは「相手の目を見て話す」「早口にならないように気をつける」などの工夫が聞かれた。
1つのスポンジボールが2つに分かれるマジックを披露した片岡歓夏さんは「見てもらって『私もやってみたい』って心が動いてもらえたら」と笑顔。船井廉剛さんは「自分も楽しくなる」とマジックの魅力を語っていた。中区柏葉から参加した佐藤広子さんは「皆の立派な手品師っぷりにびっくりした」と拍手を送っていた。