寿歴史研究会 寿町で初めての出版 記念シンポジウムを開催

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タウンニュース
社会
シンポジウムのチラシ=市ことぶき協働スペース提供

『横浜寿町〜地域活動の社会史〜』出版記念シンポジウムが3月4日(土)、自治労横浜会館で開催される。午後1時から4時まで。

シンポジウムは現在、オンライン同時配信のみ参加可能(無料)。2年前に発足した寿歴史研究会が主催する。

当日は、厚生労働省出身で障害者や引きこもりの若者などの就労支援やまちづくりに取り組んできた炭谷茂さんが記念講演「日本社会の構造変化と課題〜寿町の歴史を踏まえ〜」で登壇。また寿町に長年関わってきた研究会代表の加藤彰彦さんが同書刊行の背景と意義について語る。執筆者と地域活動当事者の対談も実施。同書は昨年12月に上巻、今年の1月に下巻を出版。横浜大空襲から現在までの77年間の寿町の歴史を18人の書き手が記録した。

寿町は日雇い労働者などが集う「日本三大寄せ場」の1つに数えられている。戦後、横浜公共職業安定所などが寿町に移転してから日雇労働者が集中するようになった。

事前申込制で3月2日(木)締切。(問)同事務局【電話】️045・323・9019

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