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ヨコハマ映画祭が2月5日、関内ホールで3年ぶりに開催され、表彰式のほか、作品賞を受賞した『恋は光』が上映された。同作は監督賞や主演4人全員が最優秀新人賞に選ばれるという快挙に。主演男優賞の瀬戸康史さんの表彰はスケジュールの都合で上映会前に単独で行われたが、主演女優賞の倍賞千恵子さん、吉岡里帆さんをはじめ豪華顔ぶれがそろい、撮影秘話なども交えながら和やかなムードの中、表彰式が行われた。
倍賞さんは、新人監督賞を受賞した早川千絵さんの作品『PLAN75』にミチ役で出演。横浜には30年住んでいるといい「いつかこの賞をいただきたいと思っていた。とても嬉しいです」と受賞の喜びを語った。倍賞さんは、映画『男はつらいよ』のさくら役で知られるが「ミチという新しい名前を得られた」と話した。81歳である自身の健康の秘訣は「お風呂での発声練習」と明かし、劇中で歌われた『林檎の樹の下で』を即興で披露。会場を沸かせた。
2022年のベストテンは以下の通り。1位『恋は光』2位『ある男』3位『ハケンアニメ!』4位『偶然と想像』5位『さかなのこ』6位『さがす』7位『PLAN75』8位『線は、僕を描く』9位『愛なのに』同9位『冬薔薇』