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宮谷小学校の6年4組による写真展「私だけの横浜」が2月13日(月)から同17日(金)まで、横浜市役所1階の展示スペースAで行われる。
全児童に配布されているタブレットを使い、一人ひとりが横浜の魅力を伝える写真を撮りため、その中から一人一枚を選んだ。当日は印刷したその40点余りを展示する。他の写真は会場のモニターでスライドショーの形で紹介する。
この取り組みは、同クラスの総合学習の一環。担任の猪熊優介教諭は、児童たちの意見を踏まえながら、コロナによる休校や分散登校でも対応できるとして、タブレットを使った取り組みを採用した。13日からの写真展は1年間の集大成として企画した。
本番を1週間ほどに控えた3日には、写真の配置や撮影場所の地図について、初日の報告会で説明する原稿の読み合わせなどが行われていた。
伊藤優太さん(12)は、横浜の魅力を伝えたいという思いで取り組んだという。作品は大さん橋からみなとみらいを望む風景を選択。「すべて見えるから」と話した。岡胡(おかえびす)莉菜さん(12)は「まだ知られていない素敵な場所を発信したい」と、住宅街から横浜ランドマークタワーを望む写真を選んだ。「住んでいる人しか知らない眺め」と語っていた。