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帆船日本丸が初めて海に浮かんだ日を記念したイベントが、横浜みなと博物館で行われている。1階ロビーではパネル展と乗船者の手記を公開。特別展示室では日本丸の航海記録をまとめた映像の上映会が開かれる。2月26日(日)まで。
日本丸メモリアルパーク内船首付近では、2月10日前後から10日間ほど(開始日は天候により前後)昨年に実施したクラウドファンディング寄付金の一部が充てられ新しく取り付けられる木製ヤードを公開する。また同館公式インスタグラムやフェイスブックでは「柳原良平の描く帆船日本丸」の配信も行っている。
今年、帆船日本丸は1930年の進水から93年。みなとみらい地区で保存・公開されてから38年を迎える。主催する(公財)帆船日本丸記念財団は「今回のイベントを通じて『100年の航海』に向けて帆船日本丸の歴史を振り返り、保存活用への理解深めていただきたい」と話す。
開館時間は午前10時から午後5時(最終入館は午後4時30分)まで。月曜休館。2月14日(火)から17日(金)は館内整備のため休館となる。入館料は一般500円、65歳以上400円、小・中・高校生200円。上映会の見学には入館券が必要。問い合わせは同財団【電話】045・221・0280。