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中区役所別館横で毎月行われている中区SDGsマルシェでは、地元企業や学校と連携し、SDGs推進のための、さらなる取り組みが進められている。
1月11日に開かれたマルシェでは、羽沢小学校=神奈川区=の児童が、自作のキャベツを販売。また、資源循環のしくみを理解してもらおうと、廃棄物処理などを手掛ける武松商事(株)=中区山下町=の協力で新聞紙や雑誌、菓子の空箱などをティッシュボックスに交換するイベントも開かれ、会場はにぎわった。
丹精込めてつくったキャベツを販売した児童たちは、育てる中で学んだ、羽沢で育てられたキャベツの歴史や育て方の工夫、レシピなどを一冊のリーフレットにまとめ、購入者に配布した。児童らは「自分たちが育てたキャベツを買ってくれる人の笑顔が見られてうれしかった」と話していた。
中区の担当者は「マルシェも次第に定着してきており、一定の集客が見込めるようになってきた。この場を活用して、今後も地域の企業や学校と連携し、SDGsの推進を進めていきたい」と話した。