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新春恒例の加賀町消防団出初式が1月7日、中華街内の山下町公園で行われた。
三浦順治団長、高橋伸昌副団長をはじめ4分団から約55人が参加。前団長で同団地域協力会の徳永福次会長も参列し防火防災の意識を新たにした。消防団単独の出初式は市内でも珍しい。
式典後には4分団それぞれが公園内の四方に配置され、50mmホースによる一斉放水を実施。高く吹き上がった消火水と団員らの雄姿を写真に収めようとスマートフォンやカメラを手にする参列者らが多数見られた。
三浦団長はあいさつの中で、中区にある加賀町、伊勢佐木、山手の3消防団の統合に向けた準備が進んでいることを紹介。いずれも130年近い伝統を持つが「実動部隊としてより強靭な組織になるため」と説明していた。統合は来年4月を予定する。