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「相鉄・東急直通線」(相鉄新横浜線・東急新横浜線)の開業日が3月18日に決まった。同路線を運行する相模鉄道(株)と東急電鉄(株)は昨年11月から、相互乗り入れを行う車両を使用した習熟運転を始めており、相鉄線内で東急の車両が走るなど、開業準備が進められている。
「相鉄・東急直通線」(相鉄新横浜線・東急新横浜線)は開業に向け、現在、工事が進められている新路線。相鉄線から新宿・渋谷方面へは、2019年に開業した「相鉄・JR直通線」ですでに乗り換えなしで行くことができるが、東急線を経由し東京メトロや都営地下鉄などに乗り入れることで、ダイレクトにアクセスできる場所が増える。また新幹線停車駅でもある新横浜駅への所要時間が大幅に短縮するなど、利便性の向上が期待されている。
羽沢横浜国大駅=神奈川区羽沢南2丁目=の駅周辺は、地権者などからなる「羽沢駅周辺まちづくり検討会」が「HAZAWAVALLEY」と名付け、まちづくりを進めている。住宅と複合商業施設が一体となった23階建ての街のランドマークとなるタワーがオープンする予定。
また昨年7月には、横浜市が周辺地域の意見を取り入れながら、同駅周辺地区のバリアフリー基本構想を策定。今後は、同構想に基づいて開発事業者などが事業を実施していく。