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横浜市がこのほど、昨年10月にパシフィコ横浜会議センターで行われた世界の難民現状を紹介する「横浜市国際平和講演会」の内容をまとめた動画を作った。現在、市のYouTubeチャンネルで配信している。
動画は約90分間。同講演会は市民の平和意識の醸成などを目的に行われたもの。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の駐日首席副代表を務めるナッケン鯉都氏が登壇し、難民がウクライナ危機によって増えていることや2021年末時点で日本には約1万5700人の難民がいることなど、難民問題が身近な課題であることを説明。一人ひとりができる支援などが紹介された。
市は「『横浜市国際平和の推進に関する条例』を踏まえて、国際平和に貢献する取組を推進していきたい」としており、動画視聴を呼び掛ける。