更新日:
横浜市の「二十歳の市民を祝うつどい」が1月9日に開催される(主催/横浜市、横浜市教育委員会、二十歳の市民を祝うつどい実行委員会)。コロナ対策として5回に分けての実施。市内で新たに二十歳を迎えたのは、3万5805人。中区では1172人、西区は808人が門出を祝う(2022年10月14日時点)。
昨年4月の成年年齢引き下げに伴い、名称を新たにして迎える初の式典。横浜市では、市民への調査等を経て、「成人としての社会的責任を改めて自覚し、横浜への愛着を深める等の重要な場」として、現行通り20歳を対象として行う。
会場となるのは、横浜アリーナ=港北区新横浜。感染対策として会場収容率を3割程度に抑えるため、区ごとに5回に分けて行われる。各回30分で、【1】9時30分〜【2】11時15分〜【3】13時〜【4】14時45分〜【5】16時30分〜(開場は45分前)。中区および西区は第3回への参加となる(※紙面では第2回と表記したが正しくは第3回です)。
式典では、二十歳の誓いや市長あいさつ、開演前には横浜ゆかりのゲストからの祝いのメッセージの放映などを実施。市のHPでのライブ配信も行われる。また、今年は新たに第5回式典終了後、会場のある新横浜町内会主催の「ハマロードサポーター活動」が実施され、式典参加者と共に横浜アリーナ周辺の清掃活動も行われる。
当日の企画や運営を担うのは、公募で集まった市内在住の実行委員会メンバーだ。開演前に放映される特別映像や、市内の店舗紹介や20歳へのおすすめ図書20冊などが掲載される記念冊子を用意。さらに、初の試みとしてSNSを活用したカウントダウンにも挑戦した。式典のテーマは『朝日かがよう』。「市歌の歌詞を生かして。朝日のように、自分たちもこの節目を新たな始まりにしたい」と込めた思いを語るのは委員の和澤ゆりさん。「頑張ろうと前向きになれるような式典にしたい」と意気込みを口にする。
式典に関する問い合わせは、横浜市教育委員会生涯学習文化財課【電話】045・671・3282。