中区の選挙推進作文コン 主権者意識向上に713作品 18人が入賞

更新日:

タウンニュース
教育
賞状を手にする中学生部門の入賞者(前列/6人中3人は欠席)

第42回中区明るい選挙推進作文コンクールの入賞作品表彰式が12月14日に区役所で行われ、入賞作品を書いた小中学生に賞状が贈られた。

この取り組みは、政治参加の意識向上を目的に、まちづくりや選挙をテーマとして区内在住・在学の小中学生を対象に毎年実施されており、今回は計713人が参加。小学1〜3年生(A部門)と同4〜6年生(B部門)、中学生の3部門に分かれ、テーマをA部門が「わたしのまちのすきなところ」、B部門は「より良いまちをつくるために私たちにできること」、中学生は「選挙について考える」とし、各部門で金賞1人、銀賞2人、銅賞3人が選出された。

表彰式には13人が出席。部門ごとに小林英二中区長、中区選挙管理委員会の山中利弘委員長、中区明るい選挙推進協議会の嘉代哲也会長が賞状を手渡した。

低投票率に危惧

中学生部門で金賞を受賞した仲尾台中1年の清水川智絵さんは、作文『大事な一人一人の意見、一人一人の一票』で若年層の低投票率を取り上げた。作文の中で清水さんは2021年夏の横浜市長選挙の投票率を参考に、20代が30%で一番低いと指摘。投票に行かないことは社会に参加していないことと同じとして行動することを訴える。清水さんは「若い人たちの投票率が低いということを一番伝えたかった」と話していた。

このニュースをタウンニュースで見る
SHARE