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パリを拠点に戦後の写実派・静物画分野の作家として活躍した岩田榮吉(1929〜82)の作品を数多く所蔵する本牧絵画館で1月15日(日)まで、没後40年の企画展が開かれている(4日から)。
「岩田榮吉と恩師・畏友小磯良平・伊藤廉・長谷川潔をはじめとして」と題して、岩田の自画像や風景画、恩師や友人による作品など約30点を展示。企画展の開会にあたりあいさつした(公財)横浜本牧絵画館の武田春子理事長は、岩田についていち早く画家のフェルメールに注目し、その影響を受けたことから「岩田はフェルメールに心をひかれていた。その足跡を辿っていただければ」と話した。
開館は午前10時〜午後5時(入館は4時30分)、火曜休館。一般500円。(問)同絵画館【電話】045・629・1150