横浜緑ケ丘高校 髙橋千穂子さん 戦国武将のような熱い魂で

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「攻めか守りか迷ったら攻めます」と高橋さん

横浜緑ケ丘高校1年生の高橋千穂子さんは、2月9日から11日まで山梨県で実施される全国高等学校文化連盟将棋新人大会への出場を決めた。同校棋道部史上初の全国大会への出場。高橋さんは「県の代表として、他県の代表に劣らないように時間を見つけて練習して、まずは1勝する」と気合十分だ。

昨年11月に行われた予選大会には県内から女子8人が出場。2勝した上位2人が全国への切符を手にした。「まさか行けるとは思ってなかったので驚いた。女子の競技人口が少なく、対戦相手の歴が浅かったこともありラッキーだった」と振り返る。高橋さんは飛車を定位置に据えて戦う”居飛車党”。予選では攻撃力が自慢の戦法”棒銀”が見事に決まった。

戦国時代が大好きという高橋さん。将棋を戦に例え、「思いっきり攻めて相手の陣形を壊し、勝ちが決まった時に喜びを感じる」と瞳を輝かせる。「将棋もスポーツと同じ”戦い”。技を決めるために、どうしたらいいか手順を考えるのも楽しい」とにっこり。好きな武将は、大阪夏の陣での活躍から「日本一の兵(つわもの)」と名高い真田幸村。真田のような一歩も引かない攻めの姿勢で、大舞台への闘志を燃やす。

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