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中区を拠点とする8つの少年野球チームが出場した中区少年野球新人戦の秋季大会が12月11日に小港南グラウンドで行われ、立野小学校や柏葉公園グラウンドを練習拠点とする鷺竹クラブ少年野球部が優勝に輝いた。
決勝は鷺竹クラブと大和町バンビーズの対戦。鷺竹クラブは、初回から長打と機動力を絡めて4点を取るものの、守備が乱れ取り返され、点数が引き離せない状況が続いた。4回裏では、バンビーズの打線がつながり逆転を許すなど苦しい状況だったという。
4点をリードされ迎えた最終回、円陣を組み加藤広昭監督が「絶対に最後まであきらめるな」とげきを飛ばす、選手たちの心に火をつけると一転。打線が爆発し、一挙に9点をもぎ取り、試合をひっくり返した。結果14対10でバンビーズを下し、勝利をつかみ取った。
主将の井河凪君は「最後まで1人も諦めていなかった。その気持ちが打線につながったから優勝できた」と話した。加藤監督は「チームの信条でもある『元気と諦めない気持ち』をメンバー全員が最後まで持ち続けた結果」と選手を称えた。