YCAT 津波災害想定し訓練 バス係員ら15人参加

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タウンニュース
社会
避難経路を確認する係員ら

成田や羽田空港行きのリムジンバス等のバスターミナルの管理運営を行う横浜シティ・エア・ターミナル株式会社(YCAT)は12月6日、横浜駅東口の同社で津波災害を想定した対策訓練を初めて行った。

当日は同社のバスのりば係員やバス券カウンター係員ら約15人が参加。戸部警察署の警備課職員を講師に、地震発生によって西区や横浜駅東口で起こりうる被害などを学び、避難誘導方法や避難施設までの経路を確認した。

同署員によると、横浜駅東口は、バスターミナルや地下街などが多いため、津波の浸水被害が大きいと想定される。また、南海トラフ巨大地震が発生した場合、西区では最大震度6弱、津波の高さは3mにおよぶと想定されるという。

これらを踏まえ、係員らは施設管理者としての行動や、避難経路で転倒の起こりやすい、段差のある場所や狭所なども確認。署員は「館内放送などを活用し、自らも避難しながら、利用者を避難先や高台に誘導して」と呼び掛けていた。

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