居酒屋から無人ホテルに 業態転換で活路

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タウンニュース
社会
4階建ての2階に開業したホテル(上)。客室には二段ベッドが設置されている

不動産コンサルティングを手掛ける新都市総合管理(株)=中区太田町=はこのほど、スタッフが常駐せず稼働する無人型ホテル「GRANDCAVEMOTOMACHI」を石川町に開業した。

同社が運営する無人型ホテルの第二弾。4階建てビルの2階部分に位置し客室の広さは約21平方メートル。4人部屋が5室ある。

今回のポイントは、大規模な宴会を中心に展開していた居酒屋から、人件費を極力抑えた同ホテルへの転換。活用が難しいという空中店舗の再生活用を実現した。

また、老朽化が進むビルの先を見据え、メンテナンスを施し、今後最低15年の活用を実現。ビルの正面の顔もデザインし景観向上にも貢献する。同社の右手康登社長は「現代はSDGsの発想で資産を有効活用することが求められている。今後も価値の最大化を実現していく」と話した。

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