歯科大学と連携し測定会 西区シニア連が初実施

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測定会の様子

西区シニアクラブ連合会と東京医科歯科大学が連携した高齢者の「口腔・身体測定会」が11月29日、西区福祉保健活動拠点「フクシア」で初めて実施された。

同大大学院の摂食嚥下リハビリテーション学分野の山口浩平歯科医師が、スタッフとともにシニアクラブ会員の歯の状態や嚙む力、舌圧、握力、口腔周囲筋の質・硬さなどを測定。当日は希望者、約40人が参加した。そこで得られたデータは、食べる機能を改善・維持するための新たな知見や根拠を見出す研究に活用される。

企画したのはシニアクラブ連合会の理事、大高治さん(82)。現役時代に勤務していた会社の縁で山口歯科医師と出会い実現。次回は2月実施を予定する。大高さんは「健康状態が分かるだけでなく、参加するだけで社会貢献になる」と話していた。

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