帆船日本丸 クラウドファンディングで1250万円集まる 修繕費などに活用

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ヤードの交換が行われる帆船日本丸
作成する専用箱のイメージ(左)と修復対象の無線日誌=写真下2点は同財団CFページより

みなとみらいに係留されている帆船日本丸の「船体維持修繕と無線日誌の修復」のための資金を募っていたクラウドファンディング(CF)が11月18日に終了。約1250万円が集まった。

同CFは、(公財)帆船日本丸記念財団が9月28日から開始し、わずか6日間で当初目標の300万円を達成。第2、3と目標を設定し直し、目標を大幅に上回る寄付金が集まった。船体維持修繕(木製ヤード交換工事の一部)や特に損傷の激しい無線日誌の修復と公開のためのデジタル化、それ以外の日誌を長期保存する専用箱(中性紙箱)146箱の作成などに使用される。

今回の寄付にあたり「横浜港のシンボルとして末永く保存して欲しい」という応援メッセージや帆船日本丸とのエピソードも数多く寄せられたといい、同財団は「多くの方々の思いが詰まったこの帆船日本丸の航跡を末永く未来へつなぐため、大切に活用させて頂きます」としている。

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