更新日:
西区老松町の野毛山動物園で11月25日、チンパンジーのメスの赤ちゃんが6年ぶりに誕生した。体長は目測で30cmほど。今後は群れの様子を見ながら展示場に出る練習などを行う予定という。
チンパンジーは、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストに載っており、野生で極度に高い絶滅のリスクに直面している。国内の飼育頭数は48園館で298頭(2021年12月31日時点)。同園では赤ちゃんの父親コブヘイ、母親のミラクル、兄のコウタロウ、最年長のピーコの計5頭(赤ちゃん含む)が飼育されている。
赤ちゃんの様子は、同園ホームページ内のブログやSNSで紹介される予定。同園の広報担当者は「ベテランお母さんのミラクルは落ち着いて子育てをしてくれています。かわいい赤ちゃんにぜひ会いに来てください」と話している。